私は大学時代に仲良くなった友人たちと数か月に1回のペースで集まる機会があります。
卒業してから十数年経ち、私を含めサラリーマンとして働いている人・個人事業主として自営で仕事をしている人・結婚している人・独身の人と色々です。
先日も集まって遊ぶ機会があり、その中で友人の一人が近々マイホームを購入するという話になりました。
同世代で格差が広がる!「今、貯蓄が4千万ある」というパワーワード
その友人は10年ほど前に結婚し、その後子供が二人生まれました。4人家族になったことと奥さんから「マイホームが欲しい」と言われ続け、ついに家を購入することを決断したそうです。
ちなみに私も9年前に結婚し、子供2人の4人家族と同じような状況です。家を購入する予定は今のところありませんが。
マイホームを購入するとなると気になってくるのは
〇購入する住宅の価格
〇頭金をいくら払うのか
〇貯金がいくらあるのか
などです。
やっぱり人の貯蓄額って気になりますよね。当然、私も気になってしまい聞いてみたんです。
家か~、いいな~。そういえば、貯金ってどのくらいあるの?
あ~、今貯金4千万くらいあるかな。
えっ・・・よ、4千万?
頭金で1千万くらい払おうと思ってる
えっ・・・よ、よんせんまん?
残りはローンで住宅控除が終わったら一括返済するつもり
エッ・・・ヨ、ヨンセンマン?
同じような約10年間を過ごしているのになぜこんな格差が・・・
貯蓄額のあまりもの差にビックリしてしまいました。ブログやTwitterで自分よりも資産の多い人を見てもあまり何も感じませんが、自分の友人から聞くとこうも違うんですね。
私の家庭の資産は、私の株式資産を合わせたとしても友人の半分にも届きません。あとは妻が私に教えてないヘソクリがあればワンチャンあるかもしれません(笑)
株式資産はちょうど先日、米国株の資産を円貨で計算しました。
参考記事:【円ベースではどうなったか?】2019年も半年が過ぎたので保有外貨資産を振り返ってみる
同じような時期に結婚し、子供の人数も同じでこれほど差がつくことがあるのだろうか、と考え込んでしまいました。
その友人は投資などの資産運用もしておらず、純粋に貯蓄だけで貯めていました。びっくりするような節約をしているのかと聞いても、特に意識して節約しているわけでもないとのことです。
友人はギャンブルもたしなみ、ため込むタイプの人ではありません。同じ大学を卒業してから十数年、私と何が違っていたのだろうか?
そりゃあ、勤めている会社も違うので給料も違うだろうし、私は中小企業勤務のため給料もそれほど多くはありません。そして昇給も多くはありません。
参考記事:昇給するも給料だけでは、豊かになれない現実
結婚してから夫婦共働きを継続している
私の家庭との大きな違いは、奥さんが結婚して子供が生まれて以降も産休・育休を使い「正社員」として働き続けている、というところでした。
私の家庭では結婚してすぐ1人目の子供が生まれたときに妻は退職し、2人目の子供が保育園に入った3年前から奥さんがパートで働いてくれています。私の扶養の範囲内でパートしてもらっているので、年間100万前後の給与収入です。
妻の給料は基本的に貯蓄・資産運用に使っています。パート代の一部はつみたてNISAで毎月投資信託を購入しています。ついでに楽天ポイントもつぎこんでいます。
参考記事:【ある意味ゼロ円投資!】楽天ポイントで投資している投資信託はどうなったか?
友人の家庭では結婚してから10年間ずっと奥さんが正社員として働いていました。そして奥さんの給料は全額貯蓄にまわしているそうです。
その金額がざっくりと10年x350万=3,500万円ということでした。この金額に友人の給料から生活費を使って残った金額が10年間で500万ほどあったということです。
夫婦共働きでお互いの休みも合わないため、旅行なんかも行かないのでお金を使うイベントがそれほどないのだそうです。
よそはよそ、うちはうち、格差がつくのは当たり前・・・だけど
結婚してから10年、大学卒業してから十数年で想像以上の差がついていました。うらやましがった所で自分の資産が増えるわけではないのですが、正直うらやましい・・・。
ましてや株を始めて日々、投資資金を捻出するためにヒィヒィ言っている現状を考えると「あれだけ貯蓄があればなぁ」とどうしても思ってしまいます。
もし、このまま何もしなければ、あと10年~20年と経過するととてつもない差が出来るんだろうな、と思います。
奥さんに正社員で働いてもらうことができれば、変わってくるかもしれません。でも、私は今のように家族の時間がとれる状況にとても大きなメリットを感じています。
お金を貯めるためには夫婦で正社員共働きで稼ぐことが圧倒的に早いです。しかし、少なくとも子供が大きくなるまでは今の環境の方が子供にとってもいい気がする。というか、私自身もそれを望んでいます。
じゃあ、どうしたらいいのだろうか?
「お金に働いてもらう」に行き着く
環境を変えるつもりはないので、私に出来ることは株式投資で「もう一人分」の働きを期待して積み立てていくことです。
長期投資のため、道のりが長くなりますが複利の効果が大きくなるまで今の投資を続けていかないといけません。
そのためにも「自分が継続しやすい方法」で続けないといけないな~、と改めて考えさせられました。
それにしても・・・、すべての人に当てはまる訳ではないし職種にもよりますが、子供がいても夫婦で正社員共働きできる環境を作れば老後2,000万円問題も関係ないし、お金に関しては困ることはないということが分かりました。
「将来が不安」「老後の蓄えが・・・」という不安から資産運用に興味を持たれる方も多いかと思います。投資ブログを書いている私が言うのもなんですが、投資以外にお金を貯める方法はあるはずです。
資産運用しようと考えて投資を始めてもリスクは必ずありますからね。リスクを理解したうえで投資を始めるのであれば問題ないでしょうけど、不安から何となく投資を始めるようでは損失を出して退場しかねません。
私は友人との資金格差にショックを受けた部分もありますが、投資以外でもホントに貯蓄できるという実例を目の当たりにできたことが収穫でした。貯めようと思えば貯めれるんだなって思えるようになりました。
それにしても・・・共働きのパワーってとてつもないですね。
私の投資する目的について書いています。
あなたの投資をする理由・目的は?リタイアのため?老後のため?
私が行っている投資方法です。なるべく判断のいらない誰でもできるような方法が理想です。
なぜ長期投資なのか?なぜ高配当株なのか?なぜETFなのか?