よちよち投資ブログ

相場から退場しない投資を目指す

資産運用メリットデメリット
楽天ポイント投資信託
初心者の株式投資
米国ETF

産業分類基準の変更によりセクター別ETFが大幅なリバランスか

保有銘柄一覧

銘柄 評価額 損益 損益率
米国株・ETF(日米ともに前営業日損益)
HDV 12,711.55 843.19 7.1%
VTI 12,543.72 1,143.52 10.0%
VYM 15,142.88 501.32 3.4%
PFF 260.75 -11.41 -4.2%
PM 2,569.60 -1,234.63 -32.5%
RDSB 2,138.56 330.24 18.3%
VZ 2,133.30 369.72 21.0%
KO 1,852.80 44.00 2.4%
JNJ 1,819.48 38.35 2.2%
合計 51,172.64 2,024.30 4.1%
日本株(ドル計算)
MKシステム 1,395.09 -1,021.34 -42.3%
合計 1,395.09 -1,021.34 -42.2%
総合計 52,567.73 1,002.96 1.9%

前回損益から+58.96ドルとなっています。米国株については2日分の損益となります。

 

リバランスの影響は・・・

2018年1月にS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスとMSCIによって世界産業分類のセクターについて、その分類の構成を変更することを決定しました。

中でも最大の変更点は、コミュニケーションサービスセクターを新設し、そのセクターに情報技術セクター・一般消費財セクター・電気通信サービスセクターから、銘柄を移すという所です。この変更によって、電気通信サービスセクターはなくなることになります。

このことにより、セクター別ETFについては、そのセクターによっては構成銘柄が大幅に入れ替わることとなります。

バロンズによると、ステート・ストリート社は9月21日の引け後にXLY(一般消費財ETF)とXLK(テクノロジーETF)をリバランスする予定です。バンガード社についても、VGT(情報技術ETF)からアルファベット、フェイスブックなどほぼ全ての保有銘柄を売却し、VOX(通信サービスETF)に組み込まれています。

このことにより、一部セクターに影響が出てきています。 

情報技術セクター
アルファベット・フェイスブックなどの移動により時価総額が約23%減、アップルやマイクロソフトの占める割合が非常に大きくなる。記事によると、これにより景気循環の影響を受けやすい企業の割合が多くなり、資本財セクターと似たような特徴を持つようになるそうです。  

一般消費財・サービスセクター
ディズニー・ネットフリックスなどが移動となり元々高かったアマゾンがセクター内で占める割合が30%以上となる。

コミュニケーションサービスセクター
廃止となった情報技術セクターでは、AT&T・ベライゾンが半分を占めていたが、アップル・ネットフリックス・フェイスブックが同セクターに入ることになり、AT&T・ベライゾンの占める割合は20%程度となった。

ということで、セクターETFに投資している場合すでに銘柄入れ替えが行われているものもありますが、当初ETFを保有した時と状況が変わってきています。もし、上記セクターETFに投資している場合、以前と違う特性が出てくることもあると思うので注意が必要かもしれません。

中でも、ステート・ストリート社のXLK(テクノロジーETF)などは予定通り9月21日の引け後にリバランスを行う場合、フェイスブック株だけでも800万株を売ることになるようです。

セクターETFに投資していない方に関しても、上記のようなセクター間を移動する個別銘柄については、リバランスの関係で一時的な大きな株価の変動も考えられるのかもしれませんね。