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30代~40代で貯蓄額が100万円以下の人が60%以上を占めている

自分が若かった時にどのくらい貯金があったか覚えていますか?私は現在30代ですが、一応100万円以上の貯蓄が出来ています。

貯蓄が出来た理由は独身時代に実家で暮らしていたことが大きかったと思います。もし、この貯蓄がなければ株式投資を始めることもなかったので、貯蓄があるかないかはその後の人生の計画にとても大きな影響があります。

悩んでいる姿

30代~40代の過半数が貯蓄額が100万円以下

先日SMBCコンシューマーファイナンスが「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019」にて、30代~40代の貯蓄額やお小遣い額・消費行動などについての集計結果が発表されました。

様々なアンケートの結果が掲載されていますが、中でも目を引くのは「貯蓄額」でした。

30代~40代の貯蓄額(引用 SMBCコンシューマーファイナンス

現在の貯蓄がゼロの23.1%も結構な割合に思えますが、「0万円」「1万円~50万円以下」「50万円超~100万円以下」の3つを合わせると60.5%となり、過半数の人が100万円以下の貯蓄しかしていないということになります。

この集計はインターネットリサーチで1,000名を対象に行われているということもあり、母数の少なさや回答者が正確に回答してくれたのかという疑問もありますが、割合の多さに驚きました。

消費に使っている

同社によると、貯蓄ができていない人が増え、貯蓄額が減っていることから考えると、30代・40代では貯蓄にあてる分のお金を消費に使ったという人が増えたのではないか、ということでした。

30代~40代と言えば結婚して子供がいれば、お金がかかる世代。給料はそれほど増えず、支出だけが増加していっている結果なのでしょうか?2018年と比較してもその傾向が増していることを考えると、悪化しているという事ですね。

またフリマアプリでの売上げは20代~40代の中では30代がもっとも多く、一部の30代の人たちはこういった副業で収入をカバーしているようです。
関連記事:【職業格差】平均給与の1番高い業種はインフラ関係だった!

自分の周りではどうなのだろうか

「いくら貯蓄があるの?」なんていう質問は、友人にもなかなかできません。聞いたところで正確な額を答えませんよね。「いや~、厳しいよ」なんて返されるのがオチです。私も友人に聞かれたらこのように返すと思います。

自分のことで考えると、結婚して子供が生まれたころは私の給料では日々の生活費・家賃などで年収のすべてが消えていました。毎月少しづつ通帳の残高が減っていき、ボーナスが入ると元に戻るような状況でした。

そこから格安スマホに変更したり、マネーフォワードで家計簿をつけるようにしたりと出来る範囲で改善して少しづつ貯蓄にまわせるようになりました。

貯蓄額が一向に増えないという状況は、当時はものすごく気持ち悪かったです。いまは妻も働いているため、その分も貯蓄にまわせるようになりました。ただ、それ以前は貯蓄にまわせるお金もなく、貯蓄額も減少していくという上記の発表通りの状況でした。もう数年前のことですけど。

私の場合は、たまたま独身時代の預貯金がそれなりにあったため、生活費と別で株式投資による資産運用を行っています。資産運用をしているのも「資産を増やしたい」という気持ちももちろんありますが、それよりも「お金に困りたくない」という気持ちの方が強いです。

まぁ、「お金に困りたくない」から資産運用を始め、資産運用するための「お金に困っている」ということもあって「困っている」には変わりませんけど。