2019年は相場的にはとても良好な年でした。毎月ETFを定期的に買い増しするだけという私の投資方法でも2019年の1年間で含み益を大きく伸ばすことができました。
2018年年末時点では△5000ドル以上の含み損になっていましたからね。
参考記事:2018年12月末時点の損益公開【含み損】
私は毎月の保有株の資産推移を掲載しています。これはドル表記で掲載しており、日本円での集計はしていません。
1年間のまとめとして買い増し銘柄の履歴や、去年1年間では円換算するとどれだけ資産が増えたのかを計算してみます。
投資方法とポートフォリオ
私の投資方法は毎月2000ドルをもっとも評価額の低いETFへ投資するというものです。毎月2000ドルもの大金を買い増しできているのは、投資を始める前に貯めていた貯蓄を切り崩して投資しているためです。
貯蓄を取り崩しているので限りがあります。2017年に投資を始めてから2~3年で大半を株式資産に替えていければいいかな、という考えです。
当初の貯蓄額を考えると2019年中には買い増しが出来なくなる予定でしたが、投資を始めてから節制して投資資金をねん出したり、各銘柄から受け取る配当金などによって買い増しを続ける資金が尽きることなくここまで来れました。
さすがにもうほとんど残っていません
残っている投資にまわせる資金は今年のNISAが埋められる分くらいです。
投資を始めた2017年からの保有ETFの株価を見ると一括投資をしていた方がパフォーマンスは良かったです。
では、一括投資をしていないことで後悔しているかと言うと不思議と後悔はありません。毎月定期的に買い増しすることで少しづつ資産額が増加していく方が自分に合っていたのでしょう。
少しずつ資産が増加することによって日々の株価変動による評価額の変動も少しずつ大きくなっていきますからね。慣れるにはちょうどよかったです。
始めたての状態で今の資産額からスタートしていたら変動に耐えられていたと思えません。
増える分にはうれしいですけどね
以下が2019年末時点のポートフォリオです。
2019年12月に個別銘柄を売却し、ポートフォリオが大幅に変わっています。現時点ではHDV:VTI:VYM:VGT=3:3:3:1になるように買い増ししていく予定です。
2019年に買い増した銘柄と評価額
12ヶ月中、VTIを3回、VYMを5回、HDVを4回、VGTを1回の13回のETF購入を行いました。
「評価額の少ない銘柄を買い増しする」ルールでやっているので、パフォーマンスが良くない銘柄ほど回数が多くなります。
買い増し金額が31654.06ドルとなっていますが、12月に購入したVGTは高配当株を売却した資金で購入したので純粋な買い増し金額はVGTを除いた23456.42ドルです。
2019年も約2000ドル/月の買い増しを守れました
2019年末の保有株式の評価額は以下のとおりです。
2019年のドル建て資産を円貨で計算すると
私が保有しているドル建て資産は株式のほか、配当金受取による証券口座内のドルと円高時にドル転した外貨預金および外貨定期預金があります。
それらの合計から今までドル転した日本円の金額を差し引きして、実際のところ今までドル転した日本円がどれだけ増えたのかを計算しました。
私は〇〇%とかよりも金額でどれだけ増えたのか?の方が興味があります。今現時点で日本円をどれだけ投資に使い、その資金はいくら増えたのかってことですね。
ホントはパフォーマンスの計算方法が分からないだけなんですけどね
2019年末時点の円ベースでの資産は9,954,230円と1,000万まであとわずかという結果でした。
利益については1,364,827円と100万円を超える利益が出ていました。この利益には配当金・含み益ほか外貨定期預金の利息なども含まれています。
残念ながら2019年年末時点では1,000万円に到達することはできませんでした。この記事を掲載した1月時点では109円台になっているので超えていると思います。
まぁ、円換算で1,000万円を超えていたとしても保有中のドル建て資産を円に戻すのは10年以上先の話でしょうからね。あまり意味はないのかもしれません。
米国株に投資している人は1,000万円よりも100000ドルの方が達成感を感じるのかもしれませんね。