先日、2年間保有していた高配当個別銘柄をすべて売却しました。
売却によって11000ドルの余剰資金が生まれたので、その大部分を米国情報技術セクターであるVGTに投資しました。
HDV・VYMは引き続き保有していくので今までの高配当寄りの投資を辞めるワケではありませんが、テクノロジーセクターへの投資を加えることにしました。
タイミング的にどうなのか微妙なのかもしれませんけど…
けっこう大きな心境の変化だと思うのでコチラに書き残しておきます。
VGTへ投資した理由
興味があるのに高配当株への投資にこだわっていたせいで投資できなかったからです。そういう銘柄ってありませんか?自分が今選択している投資方法では保有できない銘柄って。
高配当株中心の投資をしているとどうしても投資しにくいセクターが出てきてしまいます。そのひとつがテクノロジーセクターです。
テクノロジーセクターで高配当銘柄といえばIBMが挙げられます。私は銘柄分析はできないので株価の推移であったり、記事などで内容をざっくり自分なりに把握することしか出来ません。
IBMは高配当ですが、私の中では保有していて安心できそうな銘柄には思えません。綿密に分析して安心して保有しているホルダーの方もいるとは思います。あくまでも私にとってはです。
そうなるとこのセクターでは投資できそうな銘柄はなくなってしまいます。
投資方法を「(連続増配当年数の長い)高配当株へ投資して配当金を再投資する」という方法で始めてしまったこともあり、これまでテクノロジーセクターとは縁のない投資を続けてきました。
しかし、ETF中心の投資を続けていくうちに「そこまで高配当にこだわらなくてもいいのかな?」という気持ちが芽生えてきました。
というのも、私の場合は高配当といってもETFですから配当利回りが高くても3%~4%がいい所です。そもそもそこまで高い配当利回りのある銘柄に投資しているわけでもないので、配当利回りが1%~2%台でもいいんじゃないかと思うようになりました。
VGTは配当利回りは低いですが増配率に魅力もありますしね!
参考記事:【米国情報技術セクター】ETFの減配状況【VGT】
個別銘柄であればビザを保有したい、という気持ちもありますが、どうしても個別リスクに耐えられる気がしません。
ETFであれば絶対安全とは言えませんが、個別銘柄とセクターETFのどちらが保有していて安心感を得られるか?というとやはりETFなワケで…
VGTとQQQ
テクノロジーセクターのETFを購入するにあたってVGTとQQQで悩みましたが、VGTにしています。
理由は経費率(VGT0.1% QQQ0.2%)の差と、自分が保有したかったビザ・マスターカードが上位構成銘柄に入っているかどうかでした。
私の保有株式はVTIが30%を占めているので、様々なセクターが混ざっているQQQよりもテクノロジーセクターだけが詰まっているVGTの方が魅力に感じました。
VGT投資後の保有割合
入れ替え後の構成銘柄の割合はこのようになりました。
⇩
ずいぶんスッキリしたポートフォリオになりました。VGTの割合については10%をメドに保有していきたいと考えています。入れ替え前と入れ替え後のVYMの割合が違うのはVGTの購入と別で今月はVYMを定期買い増ししたためです。
今後はVTI:VYM:HDV:VGT=3:3:3:1になるように買い増しをする予定です。
理想は上記4銘柄を25%で保有する方が分かりやすいかなと思うのですが、VGTを25%も保有する気持ちが今は起きません。
保有を継続する中でもう少し多めに保有したいと思うようになるのかもしれませんけど。