米国中型株配当ETFであるDONの概要・過去の分配金の状況を解説します。
DONの概要、経費率、配当利回りなど
(2019年1月加筆・修正)
ファンド名は、ウィズダムツリー米国中型株配当ファンドです。その名のとおり、中型株を中心とした銘柄へ投資するETFです。
ウィズダムツリー社ETFの特徴は
中型株の抽出方法は、ウィズダムツリー・ディビデンド・インデックスの上位300銘柄を除いた銘柄群のうち上位75%により抽出され、構成されています。また、ウィズダムツリーのインデックスは、銘柄の時価総額を基準にするのではなく、配当や企業成長に基づいてポートフォリオを構成する、という特徴があります。
う~ん・・・中型株のメリット・デメリットがいまいち分からないので、なんとも言えませんが小型株・大型株の中間ってことですよね。企業の成長によるキャピタルゲインと配当によるインカムゲインの両方を狙っていくということでしょうか?
DONの上位構成銘柄は
上位銘柄は下記のとおりです。
(引用 ウィズダムツリー ホームページ)
上位10銘柄の構成割合は約13%です。ETF全体では約400銘柄で、構成されています。構成割合1位のタルガ・リソーシズは、投資会社です。インデックスの銘柄選定基準により、大型株300銘柄は除外されているので、あまり聞いたことのない銘柄が多いです。
DONの業種別構成割合は
上位組入業種については、
という内訳になっています。
インデックスの企業規模に対する比率は
大型株(100億ドル~)19.42%
中型株(20億ドル~100億ドル)80.37%
小型株(~20億ドル)0.21%
となっています。
DONは減配している
こちらのETFも減配がありました。
2006年に設定されたETFですので12年間のうち、4年間減配していると考えると配当をもらうつもりで保有するのは、違うのかもしれません・・・ 。2017年には50%以上の減配となっており、過去の増配率を見ても配当金の額の変動がかなり激しいです。
一般的に、中型株というと成長途中で今後の成長に期待する、というイメージがあるのでその中で配当支払いがある中型株というと、利益を投資に使い無配当で成長している企業などと比べて、成長力が劣っていしまうのではないか、という気もします。
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米国株・ETFへと投資する場合、SBI銀行・SBI証券を併用するとドル購入時の為替手数料が割安になります。詳しくはコチラをどうぞ。
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ETFではありませんが、BDCと呼ばれる業態で高配当な銘柄もあります。
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