車を所有していると数年ペースでタイヤ交換が必要となります。乗っている車にもよりますがタイヤ代・工賃はそれなりに値段がします。
私は今までタイヤの購入・交換をオートバックスでやってもらっていたのですが、他に安く済む方法がないかを調べてみたらタイヤ持込み&ガソリンスタンドでのタイヤ交換の方が安く済むことが分かり、お願いすることにしました。
また、最後の方に上級者向けの格安タイヤ交換方法も書いているのでよかったらご覧ください。
- オートバックスのタイヤの値段とネットでのタイヤの値段は
- オートバックスとガソリンスタンドのタイヤ交換の工賃は
- オートバックスでタイヤ購入・交換するメリット・デメリット
- ガソリンスタンドで持込みタイヤ交換するメリット・デメリット
- 実際ガソリンスタンドでタイヤ交換した時に感じた点
- 上級者向け タイヤの値段・タイヤ交換をもっと安くする方法
- タイヤ交換は手間をかければかけるほど費用が下がる
オートバックスのタイヤの値段とネットでのタイヤの値段は
私がタイヤを購入した時期はちょうどオートバックスのセールの新聞チラシが出ているタイミングでした。
最初はそのままオートバックスでタイヤ購入・交換をお願いするつもりだったので、オートバックスで値段の確認をしました。検討したタイヤはこのタイヤです。
価格はオートバックスで4本34,800円に対して楽天市場で34,880円でした。
えっ!楽天の方が高いやん
そうです。タイヤの値段自体はオートバックスの方が若干安くなっていました。しかし、ポイントを考えると楽天市場で購入する方が安く購入することができました。
私は楽天カード・楽天銀行・楽天モバイルなどの楽天のサービスを多く利用しており、購入金額に対して10%以上の楽天ポイントを得ることができるからです。
参考記事:【楽天経済圏】スーパーポイントアッププログラム(SPU)が条件変更!私たちはどこまでついてくべきか?
今まで車のタイヤをネットで購入するという考えがありませんでした。交換作業があったりするのでタイヤを購入するならオートバックスなどのカー用品店やディーラーで買わないといけないと思い込んでいました。
でも、今は何でもネットで買える時代です。思い込みがあると中々気づきませんが購入方法の違いで大きな違いが生まれます。
また獲得したポイントの使い道も大事です。浪費にだけ使うのはもったいないです。私は獲得した楽天ポイントは投資に使っています。いわゆる「ポイントで0円投資」ですね。
ネットで購入する際はタイヤのサイズを間違わないように気をつけましょう。タイヤの価格のこともあるので、サイズも含めて最初に実店舗で見積もりを取ってもらい確認することがおすすめです。
商品のレビューも絶対に確認した方が良いです。私が楽天市場でタイヤを探している時は商品によっては「国産タイヤを注文したのに中国産のタイヤが届いた」とレビューに書いてある商品もありました。
ムチャクチャや・・・
ちなみに車の運転席のドアが閉まる部分にタイヤのサイズは記載されています。
オートバックスとガソリンスタンドのタイヤ交換の工賃は
オートバックスとガソスタの工賃はかなり価格差がある
タイヤ交換に係る工賃は以下のとおりでした。(税抜表示)
参考:タイヤ・ホイール関連サービス一覧|AUTOBACS.COM
ガソリンスタンドは諸々での請求でした。これはガソリンスタンドによってはもっと安い価格のところもあります。この価格は私が実際にタイヤ交換をしてもらった際に請求された金額です。
オートバックスが総額で2,500円/1本に対して私が交換してもらったガソリンスタンドは1,500円/1本でした。4本交換したのでオートバックス1万円、ガソスタが6,000円です。
オートバックスではこれにプラスして窒素ガス充填を勧められます。これを頼むと+500円/1本の費用が発生します。空気圧が安定するのでタイヤの空気が減りにくくなるそうです。
ここまで頼むと総額で3,000円/1本になりますね。
工賃だけでも倍近く変わってくるのか…
オートバックスはタイヤ持込みの場合は工賃が変わる?
上記リンクで飛べるオートバックスのサイトに書いてありますが、オートバックスは持込タイヤの場合は「各店舗にお問い合わせ下さい」となっています。
持込タイヤの場合、工賃に差が出るのか?近隣のオートバックスに電話で確認をしてみました。
私の住んでいる所の最寄りのオートバックスのタイヤ持込み交換の工賃は上記表の価格と全く一緒でした。つまりオートバックスでタイヤを購入した場合もタイヤを持込みした場合も工賃は変わらないということでした。
あくまでも私の近隣のオートバックスの工賃ですので、もしかしたら各店舗ごとに工賃が変わってくるのかもしれません。
オートバックスでタイヤ購入・交換するメリット・デメリット
メリット
- タイヤ購入もオートバックスですれば、ワンストップでタイヤ交換を終えることができる。
- 「あんしんタイヤ補償」に入れば30ヶ月の長期補償がある
あんしんタイヤ補償|AUTOBACS.COM - 店員さんがいるのでタイヤの性能など相談しやすい
デメリット
- タイヤの値段・工賃などの価格面
- スタッドレスの履き替え時期など繁忙期の待ち時間が長い
- タイヤの価格表示が工賃込み・工賃抜きのものがあり、ややこしい
- 取り扱い商品が多いので営業されて余計な作業を頼んでしまう可能性アリ
ガソリンスタンドで持込みタイヤ交換するメリット・デメリット
メリット
- オートバックスと比べてタイヤ代・工賃が安く済む
- ガソリンスタンドなので店舗数が豊富
- タイヤをスタンドに直送することもできる
デメリット
- タイヤの購入とタイヤ交換が別々の会社となるので、タイヤ交換後にトラブルがあるとどこに連絡すべきか分かりにくい
- タイヤを自分で購入し、持ち込むので単純に手間がかかる
それぞれ細かいメリット・デメリットは他にいくらでもあると思いますが、ざっくり言うと手間をかけて安くするか、手間をかけずにそれなりの価格でやってもらうかの違いになります。
あと、オートバックスなどのカー用品店の方がガソリンスタンドよりも技術力があると言った意見もありますが、実際ガソリンスタンドでタイヤ交換をしてもらって特に技術力に不満を感じることもありませんでした。
結局、作業する人の問題になるのではないでしょうか?ガソリンスタンドであろうがオートバックスであろうがディーラーであっても上手な人・下手な人はいるでしょうからね。
実際ガソリンスタンドでタイヤ交換した時に感じた点
ここでは実際にガソリンスタンドでタイヤ交換をした際に感じたことを挙げていきます。私の感想ですし、恐らく地域によって違うこともあるかもしれません。
タイヤ交換の営業時間が短い
タイヤ交換をするために何件かガソスタに電話をして確認したのですが、タイヤ交換の営業時間が~17:00までか~18:00までのところが多かったです。
作業時間は1時間程度かかるので、~17:00の場合は実質的には16:00までに車とタイヤを持っていかないと間に合いません。~18:00の場合は17:00です。
つまり、平日などの仕事終わりに持っていくことは事実上不可能ということです。これは私が田舎に住んでいるせいかもしれません。
店舗が多いのですぐ持っていける
基本的には予約をとって持ち込むべきですが、ガソリンスタンドの店舗数が多いので何店舗か問い合わせすれば当日すぐにタイヤ交換してもらえます。
実際に私は電話で問い合わせをしたら「今からでもできます」と言われたので当日すぐにタイヤ持込み交換をやってもらいました。
タイヤの指定などはない
ネットで調べていたら特定のメーカーでないと持込不可になるとか、指定された購入方法でないとタイヤ交換してもらえない、という説明がされていました。
これもガソリンスタンドごとの経営方針によるのかもしれませんが、私の場合は何かを指定されるということもなく持って行ったタイヤを交換してもらえました。
最初に電話でタイヤの持込み交換をお願いした時に聞かれたことは「車種・タイヤサイズ・本数」程度でした。
待っている時間が暇すぎる
オートバックスの場合、作業を待っている間は休憩スペースに漫画や雑誌が置いてあるので待ち時間は特に苦になりません。私がタイヤ交換をしてもらったガソリンスタンドは何も置いていなかったので、タイヤ交換を待っている時間が長く感じました。
これもガソリンスタンドによって違ってくるでしょう。
電話すると経営している会社名で出るのでガソリンスタンドか分からない
ガソリンスタンドは代理店であったりフランチャイズで経営されているので電話をすると経営している企業名で応答されます。
出光のガソリンスタンドに電話したのに「㈱〇〇商会です」となったりするので電話番号を間違えてしまったのかな、と勘違いしやすいです。
毎回、ガ・ガソリンスタンドさんですか?って聞いていました。
上級者向け タイヤの値段・タイヤ交換をもっと安くする方法
ここからはタイヤ交換をより安くできる方法について説明します。簡単に言うと中古タイヤを購入し、自分で交換するという方法です。
私は車やタイヤの知識がないのでこの方法は手を出せません。
中古タイヤを購入し、自分で交換する
ヤフオクや楽天市場などで「中古タイヤ」を購入します。中古タイヤの場合、溝の深さは8分山・7.5分山などで表記されます。10分山が新品状態です。数字が大きければ大きいほどタイヤの溝が残っているということですね。
溝が減りすぎている中古タイヤを買っても、またすぐに買い替えることになってしまうので8分山ぐらいが目安になるのではないでしょうか?
ちなみに私がタイヤ交換したサイズの中古タイヤはこのような値段になっています。新品での価格が34,880円でしたので、かなり安くすることができます。
中古タイヤを購入後は自分で交換することで工賃を浮かすことが可能です。私は自分で交換することは出来ませんので、自分で交換する説明をしている方のサイトを置いておきます。
一通り読んでみたのですが、なかなか大変そうです。慣れれば簡単になるそうなので興味があれば挑戦してみてもいいのかもしれませんね。
もしくは、中古タイヤxガソリンスタンドでタイヤ交換でも十分安く済むでしょう。
使っていたタイヤはヤフオク等で売却する
こちらの方がキモになるのかもしれません。
タイヤ交換前に使用していたタイヤをヤフオクやメルカリなどで売却することによって、お金を払って処分していた古タイヤでお金を稼ぐことができます。
交換前のタイヤは「売れる状態」で交換しないといけません。溝がなくなり車検が通らないようなタイヤでは需要がないので、タイヤにスリップサインが出る前の状態で交換する必要があります。
世の中には車検が通る状態のタイヤを探している人もいるので、そういう方が安く購入してくれるからです。
自動車整備の会社に勤めている私の友人は毎回この方法でタイヤ交換をしています。友人はワンボックスカーに乗っており、新品のタイヤを購入すると高くつくので毎回自分でやっているそうです。
直近のタイヤ交換にかかった費用を聞いたところ、中古タイヤ4本1万円で購入後に自分で交換し、交換したタイヤをヤフオクで6,000円で売却し、差し引き4,000円で済ませていました。
タイヤ交換は手間をかければかけるほど費用が下がる
メリット・デメリットのところでもありましたが、タイヤの価格やタイヤ交換の工賃は手間をかければかけるほど安く済ませることができます。
タイヤ交換に関わらず何でもそういうものなのでしょうね。手間という自分の時間を使っているのだからその分安くなるのはある意味当たり前かもしれませんね。手間の中には調べる手間や体を動かす手間が含まれるワケですし。
あとは、自分がどこまでやるのかという問題になってきます。私はネットで購入し、ガソリンスタンドで交換するという少しだけ手間のかかる方法を選択しました。
価値観の問題でもあるので、安けりゃいいってものではないと言う人もいるでしょう。私はポイントも合わせるとオートバックスでタイヤ購入・交換するよりも8,000円と総額から20%近く安くできたので満足しました。
楽しめる範囲で安く済ませるのが1番かもね