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【特別金利11%】SBI銀行で米ドル外貨預金をやってみた

円高の時期になると興味が湧いてくるものがあります。そう、外貨預金です。日本では銀行にお金を預けても利息が低すぎて全く増えません。外に目を向けてみると世界では日本円よりも利息の高い通貨がたくさんあります。

外貨預金となるので為替の影響を受けることになりますが、使い方によってはメリットを感じられるお金の運用方法ではないでしょうか。先日SBI銀行の米ドル定期が1ヵ月11%の特別金利となっていたため外貨定期を始めました。
追記:2019年6月10日時点では10.5%となっています。
2019年9月4日時点では7%まで下がっています。

私の使っているSBI銀行のおすすめできるところを挙げてみます。

SBI銀行を使っている理由

私がSBI銀行を使っている理由は、SBI証券を使って米国株式を保有しているからです。米国株式を買い付ける際には米国通貨である「ドル」で取引する必要があります。円での決済もできるものの割高な為替手数料が生じてしまいます。

SBI銀行で先にドルに替え、連動しているSBI証券に送ることによって、為替手数料を少なくすることができます。

SBI証券から円貨決済で買付すると1ドルあたり25銭の為替手数料がかかりますが、SBI銀行で外貨に替えることで為替手数料が1ドル4銭で済みます。
参考記事:米国株への投資はSBI証券がおすすめ!そのメリット・デメリットは?

銀行ごとの為替手数料は

外貨預金をするにあたってかかってくるのが為替手数料です。各銀行の米ドル/円の為替手数料はこのようになっています。 

銀行名 為替手数料
東京スター銀行 0円
SBI銀行 4銭
ジャパンネット銀行 5銭
楽天銀行 25銭
三菱UFJ銀行 25銭

SBI銀行が最も為替手数料が低いわけではありませんし、表以外にも安い為替手数料の銀行はあると思います。私はSBI証券で取引するにあたって同じSBI銀行を使うことで資金のやりとりが便利になるため使い続けています。

SBI銀行で外貨預金をするメリット

〇定期的に為替手数料無料のキャンペーンを開催しています。(通称:外貨預金セール)

SBI銀行の外貨預金キャンペーン
(引用 外貨預金セール | 住信SBIネット銀行

期間は限られているもののキャンペーン期間中にドル転すれば為替手数料をかけることなくドルを買い付けることができます。外貨積立で申し込めば米ドル/円以外の通貨でも為替手数料が無料になります。

ここ1年間で行われたSBI銀行の外貨預金セールの期間は以下の通りです。

2019年5月27日~6月7日
2019年1月7日~3月29日
2018年7月23日~9月28日

時期は不定期ですが上記の期間を足してみると1年間の内、5か月分ほどが為替手数料無料の期間であったことになります。

常に為替手数料が無料な訳ではありませんし、為替相場によっては、外貨預金セールとのタイミングが合わない時もあります。それでも頻繁にドルを買い付けるつもりがないのであれば十分魅力的ではないでしょうか?

私は為替相場を読み切れると思っていないので、そこまで円高でなければこの無料期間中にドル転することが多いです。 

〇外貨定期が特別金利になることがあります。

SBI銀行の外貨定期利率(引用 外貨定期預金 | 外貨預金 | 住信SBIネット銀行

期間が掲載されていないので、いつまで特別金利が続くのか分かりませんが日本円から直接外貨預金を申し込むことによって米ドル定期で年11%もの特別金利がついた定期預金を組むことができます。

注意点としては、年11%の金利がつくのは最初の1か月分のみということです。2か月目以降の金利は下がることになります。

1か月定期で申込み、満期後に円安になっていれば日本円に替えて、タイミングを見て再度特別金利がついていれば日本円から申し込むのもいいかもしれません。

もし、円高になっていても米ドルの外貨定期であれば3か月定期で年2.1%の金利がつくので引き続き外貨定期預金を続けるのもいいかもしれません。

上に書いたように私は米国株式を買い付けるために米ドルを使うこともあるため、ドル転したあとの円高・円安はあまり気にしていません。

円高になっていれば米国株を買い付けるときに改めてドル転しますし、円安になっていれば先にドル転していた分が残っているはずなのでそちらで株を買うからです。

外貨の使い道があると選択肢が増える

外貨預金は日本円の利息と比べると高金利なものがあります。金利につられて外貨預金をすると為替相場が悪いと日本円に替えたときに損をしてしまいます。

そういった時に外貨を使える方法を持っていると日本円に替える以外の選択肢が増えることになります。選択肢を増やすことで運用方法に幅が出てきます。

もし、SBI銀行で外貨預金をするなら、SBI証券も開設して米国株式に投資するのも選択肢のひとつとしては良いのではないでしょうか?

外貨預金を考えているということは資産運用に興味をもっているハズです。株式投資はリスクがありますが、投資先を間違わなければ長期的に見れば資産が増える確率の高い運用方法です。
参考記事:なぜ長期投資なのか?なぜ高配当株なのか?なぜETFなのか?

外貨預金のデメリットは

為替相場に左右されることがデメリットともいえますが、場合によっては儲けが出ることもあるので一概にデメリットと言えないのかもしれません。

日本円での定期預金とは違い為替手数料がかかってしまう部分はデメリットとなります。

そのほか預金保険(ペイオフ)の対象外となるので金融機関が破綻した場合、元本が保証されないということがあります。

まとめ

私の場合は株式投資で資産運用していることもあって、SBI証券と相性のいいSBI銀行を使っています。米ドルの運用方法も米国株への投資に使うため、外貨預金や外貨定期がしたくて使っているわけではありません。

外貨預金メインで考えている人とは少し事情が違うと思いますが、SBI銀行は手数料・キャンペーンを考えると使い勝手の良い銀行だと思います。