VTIでもVOOでもSPYでもいい
先日、VTIを約2,000ドル分買い増ししました。株価の変動が大きくなると、狙っていた個別銘柄の株価が下落して、安く買えるチャンスがやってきます。頭の中では、「株価が下がってきたら、喜んで保有しよう!」と思っていても、いざその時が来ると下がり続ける株価に動揺して、なかなか買えないってことないですか?
わたしはあります。わたしはフィリップモリスやロイヤルダッチシェルなど、いくつか個別銘柄を保有しています。保有している銘柄の中で、ずいぶん株価が下がってきているものもありますが、買い増ししようという気があまりおきません。
【含み損・未知の領域へ】2018年12月4週 週間損益
(↑直近のポートフォリオです)
企業単体のリスクが怖いからです。市場全体が下がっている中で保有銘柄も下落するならいいのですが、企業単体の訴訟や経営問題が原因で株価が下がった時に、その銘柄を継続して保有するか、手放すかを判断しないといけなくなります。
わたしは長期保有を前提として株式投資をやっているので、なるべく手放す可能性のすくないものに投資したいと思っています。いわゆるバイ&ホールドですね。株価が好調な時は個別銘柄を保有していてもあまり不安を感じませんが、なにか問題が起こり株価が下落すると、とたんに不安になってしまいます。
それであれば、米国市場全体に投資するVTIやS&P500指数に連動しているSPYなどのETFに投資した方が、自分の場合はあまり不安を感じず投資できます。
調子のいい企業も悪い企業も含め、米国市場すべてに投資することになるので、単体の企業の影響が良くも悪くも少なくなります。VTIやSPYの株価が大幅に下落したとしたら、大体ほかの個別銘柄も下がっていることになりますから、「まぁ、しょうがないか」と思えますよ。
これが良い投資法なのかは別にして、保有はしやすいですよ。
株式投資は相場との闘いでもありますが、自分の気持ちと闘う部分も大きいです。どんなときもあまり不安が大きくならないような銘柄に投資することが、投資を続けることにとっては大事だと思います。