私は米国ETFへ投資しています。ETFといっても様々な種類のETFがあり、私はその中で全米株式のVTI、高配当ETFであるVYM・HDV、あと少額ですが優先株式ETFであるPFFへ投資しています。
ETFの中にはレバレッジの効いている商品もいくつかあります。代表的なものといえばS&P500指数の3倍の動きをするSPXLがあります。
「SPXLやTQQQは買わないのですか?」というコメントを受けたので考えてみました。
私の投資レベルでは扱えない
SPXLはS&P500指数の3倍、TQQQはナスダック100指数の3倍に連動することを目指したETFです。
メリット・デメリットは色んなサイト・ブログで紹介されているので詳しく書きませんが、私がどうしても気になってしまうのはボラリティの高さです。
自分でもリスク許容度が高い方ではないと思っているので、投資したところで株価の調整・下落が起こったタイミングで心が折れ、手放してしまうことが容易に想像がつきます。
つまるところ「買わない」と言うよりは「買えない」ってことかもしれません。パフォーマンスの高いETFなので興味はあるんですけどね。たぶん、心が持ちません(笑)
米国株ブログでもSPXLに投資している人が何人か見えますが、手放すことになってしまった人が多いように思います。
S&P500が右肩上がりになっていくと分かっていても3倍ETFの特性やボラリティによって保有を継続することは困難になるんだなと感じています。
こういう時ブログで公開してくれている方がいるとありがたいですよね。自分で保有していなくても参考になります。そういう意味では私のブログも意味があるのかな。
SPXLに投資するか悩んだ時期はあった
私が初めてSPXLを知ったのはhiroakitさんが「ROKOHOUSE式 可変レバレッジド・ポートフォリオ」を発表した時でした。
詳しい内容は「ROKOHOUSE式 可変レバレッジド・ポートフォリオ」で検索してみてください。
2017年の話なんですね~、当時この記事を見たときに「なんかワカランけどスゲーッ!」と思った記憶があります。私のレベルはこんなモンです。
何がいいかって投資法の名前がいいですよね。ただただカッコイイです。この記事を見て3倍ETFという存在を知りました。
SPXLと債券ETFの組み合わせでリスク・リターンのバランスを調整する方法でした。丁寧に低リスク・中リスク・高リスクのパターンまで説明してあり、とても魅力的な投資法に思えました。
結局、手を出すことはなかったのですが当時は少額でやってみようかなと本気で悩んでいました。
SPXLで投資しているブロガーさん
私が見ているブログで他にもSPXLへ投資している人がいます。
ゆうx米国株投資xライフプランというブログを運営しているゆうさんです。
毎月ポートフォリオの運用状況を公開されているので参考にしています。お二人ともきちんと理論があって投資しているので何というか・・・レベルが違いすぎるな~と思っています。
せいぜい、私が考えられるSPXLへの参入ポイントは「暴落直後に買えればいいな~」ぐらいのモノです。
今のところは買うことはない
ということで、SPXLを保有できるレベルに私がいないので今のところはTQQQも含めたレバレッジETFに投資することはないです。
正直なところ、個別銘柄の四半期決算も米国株ブログでちょっと確認できたらいいかと思っている程度のレベルですから。
でも人気あるんですよね、SPXL。SBI証券のETFランキングでは3位に位置しています。
(引用 マーケット|SBI証券)
自分がとても扱えるETFではないと考えてしまっているので、どんな人が買っているんだろう?って 思っています。
暴落直後に保有すれば、面白いかなとは思っていますが怖くて手を出せないと思います。
短期投資目的の人の方が多いんでしょうか?
長期的には右肩上がりになる、と信じて米国市場に投資しているのでそれであれば3倍になればより早く資産の増加が見込めるワケですよね。つまり短期的に。
私は長期保有を前提にした投資をしているのですが、SPXLにはより早く・より短期的に資産を増やしたいという気持ちが入ってしまうのではないか?手を出せばSPXLに留まらずよりハイリスク・ハイリターンなモノに手を出してしまうのではないか?という思いがあります。
早く資産を増やせるに越したことはないのですが、長期保有xハイパフォーマンスという方式が自分の中ではあまりシックリきません。
やっぱりビビっているということですね。
私にとってはSPXLよりはVOOやVTIなどをメインとし高配当ETFやセクターETFに投資している方が合っているのだと考えています。
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