毎月の定期買い増しを行いました。
私の投資方法は、VTI・VYM・HDVのうち保有割合が少ないものを毎月2000ドル分買い増しするという方法です。ざっくり1/3づつ保有割合になるように投資しています。
直近の配当金は減配しているが・・・
2019年2月のETF買い増しは、保有しているVTI・VYM・HDVの中で保有比率の少なかったHDVとなりました。HDVについては、2018年12月にあった配当金が減額されています。
ここ2年間のHDVの配当金はこのようになっています。
減配しているとはいえ、3%以上の配当利回りをキープしつづけています。ただ、直近の2018年12月期の減配率は大きなものとなっています。私は高配当の銘柄に投資して、受け取れる配当金を増やしていくという投資方法を選択しているので、減配はけっこう致命的だったりします。
HDVが設定されてからの配当金の推移はこちらの記事でまとめてます。
減配はあるが、メリットもある
配当貴族・配当王銘柄などの個別銘柄と違い、ETF(上場投資信託)はいくつもの銘柄で分散されているせいか、ETFが設定されてから連続増配が続いている銘柄はほとんどありません。
長い目で見れば、配当額が増えているETFはありますが、連続増配を期待して保有するものではありません。そのかわりに銘柄分散や銘柄入れ替えをそれぞれのETFの基準にのっとって粛々と行ってくれます。
高配当ETFであれば、大幅に減配となった銘柄があったり、株価が割高となり配当利回りが低くなれば銘柄入れ替えをするでしょう。私は銘柄分散によるリスク軽減も魅力に思っていますが、自動で銘柄を入れ替えてくれるという部分にもとても魅力を感じています。
もし、自分で個別銘柄へと投資していた場合、その銘柄に大きなリスクが現れたときには自分で判断し、保有継続するのか損切りするのかを決めなければなりません。私は長期保有を前提として投資を始めたせいか、株を売却することに抵抗があってなかなか損切りの決断ができません。おそらく、手放すタイミングを逸してしまい、塩漬け株化することが自分でも予想できてしまいます。
でも、ETFに投資していればその部分はファンドが決定してくれるため、悩む必要がなくなります。これは精神的な部分で非常にありがたいです。
もちろん、自分が意図していない銘柄入れ替えもあるでしょうし、入れ替えがあったことによって損をしてしまうこともあると思います。しかし、今の自分が考えて銘柄選択するよりもファンドの決定の方が正しいんだろうなと、思っています。
自分が決定することは、高配当なのか、世界分散なのか、特定のセクターなのかぐらいを決める程度でいいんじゃないかなと考えています。つまりどのETFへ投資をするのかということですね。