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投資する順番を間違えているような気がする

高配当ETFと高配当個別株

私の投資方法は、高配当ETFを中心としたETFを毎月1回、決まった金額で買い増していくというものです。2017年に投資を始めた頃は、高配当な個別銘柄への投資を考えていたため、その時に購入した米国の個別銘柄も保有したままとなっています。

その後、日本株にも手を出して痛い目にあったりして上記の投資方法に落ち着きました。いや、ホントえらい目に合いました・・・。

【日本株難しい】日本市場から完全撤退して改めて思ったこと

ちなみにこれが現時点でのポートフォリオです。

ポートフォリオ

見てのとおり、HDV・VTI・VYMといったETFで80%以上を占める割合まで毎月買い増ししてきました。ETFへ投資している主な理由は、分散による安心感を得たいためです。分散されたETFに投資していれば、相場が下落したとしても自分としては納得できるかなと思うからです。

私は長期保有を前提に投資しているため、下落相場で手放してしまわないような銘柄に投資したいという気持ちがあります。売却を想定しないということです、あまり良くないことかもしれませんが。

なぜ長期投資なのか?なぜ高配当株なのか?なぜETFなのか?

安心はできるけど・・・

ただ、その安心感と引き換えに自分が欲しいと思っている高配当、高い配当利回りは得にくくなってしまっています。VTIは高配当でもないですしね。ちゃんと計算していませんが、私の保有株式の配当利回りは恐らく2%台だと思います。

私はどちらかというとキャピタルゲインよりインカムゲイン、つまり配当金を増やしたいという気持ちの方が強く、そのことを目的に投資を続けているのですが上記ETFへの投資を続けた結果、それほど高くはない配当利回りのポートフォリオが出来上がっていました・・・。

ETFを中心とした投資で安心して高い配当利回りを目指す、ということはちょっと厳しいのかもしれません。高配当なETFだとPFFがありますが、ちょっとメインにするには怖いですし。リートETFっていう手もありますね。しかし個別銘柄であれば、高配当な銘柄はETFと比べると選択肢が豊富にあります。

【米国優先株式】ETFの減配状況【PFF】

いずれにしても、現状の配当利回りを考えると順番を間違えているのかな?と思うことがあります。つまり、当初考えていた高配当な個別銘柄を分散投資していれば もっと配当利回りの高いポートフォリオが出来ていたのではないか、ということです。

贅沢かもしれませんが、配当金をメインにするのであれば少なくとも4%~5%の配当利回りが欲しい。その高利回りの配当金で、ETFへ再投資するという方法の方が結果的に資産が増えるスピードも速くなるんじゃないかなと思います。

高配当な個別銘柄に投資して始めにリスクを取って、配当金でETFを買うことによって後から安全度を高めるという方法ですね。この方法の方が良かったんじゃないか?とたまに考えることがあります。

ま~、現実的に考えるといくらか分散して投資していても個別銘柄が抱えている個別リスクに対して、私のリスク許容度は低いと思うので、保有しきれないという可能性が出てくるので難しいのでしょうけど。

もうすでに自分の資産の大部分を株式投資に投入しているため、いまさら売却してポートフォリオを組みなおすことはしませんが、たま~に投資する順番を間違えたのかな~と思うことがあります。