よちよち投資ブログ

相場から退場しない投資を目指す

資産運用メリットデメリット
楽天ポイント投資信託
初心者の株式投資
米国ETF

ボラティリティが高まるたびに自分はタイミング投資ができないと思い知らされる

相場のボラティリティが高くなってくると株価が下がった時に、新たに買い付けたい気持ちと資産が減っていく辛い気持ちが交互に入れ替わる複雑な心境になります。

そしてそこから株価が戻っていくと、株価が戻った安心感と下がっていた時に買付することのできなかった後悔の気持ちが湧いてきます。

タイミングを計ろうとすればするほど動けなくなってしまいます。最近は自分の性格的な問題で永久に動けないんだろうなと考えるようになりました。

タイミングが分からない

ルールを決めて定期的に買い増しすることがベストではないがベターだ

株式投資を始める際には誰しも「ある程度一定のルール」を決めて投資をしていると思います。

●〇%値上がりしたら利確する
●〇%下がったら損切りする
●毎月〇日に買い増しする
●チャートの形が〇〇になったら買い付ける

など、投資方法や人によってそれぞれ違うルールになると思いますが、自分が決めたルールに則り投資しているはずです。

私のルールは一定の待機預金になるまでETF(VTI・VYM・HV)を毎月2000ドル分買い増ししていく、というものです。買い増しするETFはその時点でもっとも評価額の低いETFとし、3つのETFの保有割合が均等になるように投資しています。

毎月2000ドルの買い増しを行う日については任意にしています。1ヶ月の中で自分の好きなタイミングで買い増しするということです。

長い年月で見れば1ヶ月の中でどこで買い増ししようと大勢に影響はないだろうと思っていますが、投資を続けるにあたってアソビの部分になるかなと思ってこのような方法をとっています。

他にもいい方法はいくらでもあると思いますが、 自分が株式投資を継続するにあってはベターな方法だと思っています。でも、最近はその「アソビ」の部分さえもいらないのではと思うようになってきました。

多くの人はタイミングを計ったところで当たるか当たらないかはその時にならないと分からない

私の場合「1ヶ月の任意の時期に買い増しする」というルールは株式投資を継続する上で「楽しみ」を作れば継続しやすいだろう、と思って定めたものです。

2年前に株式投資を始めたころは「昨日より安く買えた!」など、1ヶ月の内の任意の時期に買い増しすることに楽しみを見いだせていました。

しかし、最近では楽しみよりも「昨日買えたら安く買えたのにな~」など、ネガティブに捉えてしまうことが多くなってきました。

最近の動きの荒い相場だと尚更です。「あ~、買えなかった」と思うたびに、タイミングは分からないし、毎月2000ドル買い増しすることは決まっているのになぜこんなに気持ちを揺さぶられないといけないのか、と思うようになりました。

買い増ししてすぐ株価が上がるか下がるかなんて分からないし、そもそも私は買ったあとはホールドするのだからタイミングはそこまで重要ではないはずです。

今回の株価の変動についてトランプ大統領の発言まで読めていた人がどれだけいるのか

特にそう思うようになったのが、今回のトランプ大統領の発言で相場が上下する「トランプ」相場の影響です。

トランプ大統領の発言で株式市場が動くことは過去にもあったと思いますが、8月に入ってからの市場の変動を見ていると、相場の流れを読めたとしてもトランプ大統領の発言があったりして読む意味があるのかな、思えてきました。

私もタイミングを見て買い増しできていれば安く買い増しすることもできたのでしょうが、毎回そんな上手に買えるはずがありません。

相場を読み切れる自信がない人は黙々と定期的に買った方が良い

黙って買い増しする

私は相場を読める自信も能力もないので毎月積み立てる方法を選びました。選んだにも関わらず「毎月任意の時期に買い増す」というルールのせいでタイミングを計る要素を付け足してしまっていました。

最初は楽しさの方が勝っていたので良かったのですが、最近の自分の感情を考えると見直す時期に来ているのかもしれません。

私の場合、1度に何万ドルも投資するのではなく2000ドルですからね。1%高く買ったところで20ドル高く買うだけのことです。反対に2%安く買えたところで40ドル安く買えるだけです。

もうすでに保有している70000ドルの株式資産に対して影響も少なくなってきます。安く買えるに越したことはありませんが、こだわりすぎる必要もないんじゃないかと思います。

タイミングを計っても安く買える時もあるし、見誤って高く買わざるを得ない時もあるでしょうし、悩むことが無駄に思えてきます。  

退屈なのが玉にキズ

ということで、いっそのこと買い増し日も固定しようかなと考えています。すべて自動化した方がいいのでしょうが、SBI銀行でドル転してSBI証券で買い増しするという作業が必要なため、完全自動化は難しそうです。

今となってはETFではなく投資信託で良かったのかな~、と思わないでもないです。それなら完全自動化も可能でしょうし。

実際、イデコなんかがそうですよね。米国株投資と違って全然見てないですもん、イデコの画面。

ま~、でも配当金は欲しいですからね。積み上げられていく配当金を集計するのは楽しいですからね。

感情が揺さぶられるようになると感情を無視した自動化を望むし、自動化を進めると退屈になり楽しみが欲しくなって元に戻るような気もします。結局ないものねだりしたくなるということなのかな。

ただ、そもそも資産運用に楽しみを求めることが間違っているのかもしれません。楽しみながら続けられたら1番いいのにと思うんですけどね。