2017年6月に投資を始めてから2年間が経過しました。この間、大暴落はないものの調整と呼ばれる株価の下落は何度かありました。
投資歴2年というとまだまだヒヨッコですが、この2年で投資に対して自分がどのように考えるようになったのか振り返ってみたいと思います。
直近の資産額はコチラから:月末損益 カテゴリーの記事一覧
2年間投資を続けて成長したのか
結論から言うと、1年経ったときと比べて成長してないような気がします。おそらく理由は現在の投資方法にあるように思います。
選択したVTI・VYM・HDVの3つのETFの中で毎月評価額が低い銘柄を買い増しするという方法で投資しています。これはアメリカ全体に投資しつつ、配当金も増やしたいという考えから選んだETFです。
参考記事:なぜ長期投資なのか?なぜ高配当株なのか?なぜETFなのか?
(ダウ平均株価チャート)
基本的には米国市場全体の長期的な上昇に賭けているわけです。もし、米国市場が低迷するのなら世界的にも低迷するのだろう、ならその時はしょうがないよね。というような考えです。
まあ、タイミングによっては新興国の方がパフォーマンスが良い時もあったりするとは思いますが。20年~30年というスパンで見れば、それなりのパフォーマンスを享受できるんだろうと楽観的に考えています。
投資銘柄・ルールを決めたので考えることがなくなる
投資銘柄・ルールを決めたとしても個別銘柄であれば、四半期決算があるたびに業績を確認し保有を継続するのかどうかを判断する必要があります。
私もPM・JNJ・KOなど個別銘柄を保有していますが、毎月のETF買い増しによって個別銘柄のポートフォリオに占める割合は4%未満まで小さくなっています。
今後もETFを買い増ししていくのでその割合はより小さくなっていきます。日々の損益に対する影響がどんどん少なくなるため、語弊があるかもしれませんがどうでもよくなってきます。
ETFに投資していたとしても、アメリカの雇用統計などの経済状況の確認はした方がいいとは思いますが、暴落も受け入れるつもりなので淡々と買い増すだけです。
もし、この方法で失敗したら日本政府の言う通りに70歳だろうが80歳だろうが死ぬまで働くつもりです。(笑)
投資にそれほど時間を割きたくない
先日あった「年金問題」や「終身雇用の崩壊」など、将来への不安から株式投資や不動産投資などの資産運用に興味を持つ方が増えてくると思います。実際、投資を始める方も出てくるでしょう。
でも、多分ですがみんなが株式投資・不動産投資に興味があって始めるわけではないと思うんですよね。ほかに方法がないというか・・・、様々な資産運用の方法を検討した結果、消去法で株式投資に行き着く人もたくさんいると思います。
別に統計もなにもないので、私の感覚の話ですが。
過去を見れば資産が増えることは分かっているものの、未来は分かりませんからね。長い間投資していて資産が減る可能性もゼロではありません。資産運用しなくて済むのであれば、わざわざリスクを背負いたくないはずです。
好きで始めるわけではないので、勉強も最低限必要な知識を得ればいいや、となります。私はどちらかと言うとこのタイプです。厳密に言うと、株式投資をし始めたころはもっと勉強するつもりでしたが、突き詰めるとキリがないですからね。
そんなに投資に時間を割きたくないと思うようになりました。
時間は割きたくないけど楽しみたいとは思っている
毎月の買い増しのタイミングを考えたり、少しづつ増えていく配当金を眺めるのは楽しいです。今後もなるべく投資のことに時間をかけずに楽しめたらいいなと考えています。
楽しめないと続かないですからね。目下の楽しみはドル転のタイミングを計ることです。まったく読めませんが。
個人的にはガチガチなルールよりも影響がそれほど大きくならない範囲でゆとりのあるルールでやった方が継続性は高まるんじゃないかなと思います。
無知な分、適度な分散と覚悟は持たないといけない
突き詰めて勉強をしない代わりに、銘柄の分散は心がけないといけません。株式100%の中の分散だけで良いのかという部分はありますけどね。
それと途中退場しないという覚悟が必要だと思います。株価がどれだけ上がろうが暴落しようが自分が必要になる時まで持ち続ける覚悟です。私は覚悟はしているつもりですが、経験がないですからね暴落の。ここは正直なところ心配です。
もし、この覚悟が足りなかったら日本政府の言う通りに70歳だろうが80歳だろうが死ぬまで働くつもりです。(2回目)
投資歴も3年目に入るわけですが、現時点ではこのような考えで投資に向き合っています。
ここから1年経つと、どのような考えになるのか分かりませんけど・・・、どうなんだろう。もうこれで固まっちゃったような気がしています。
もし、この考えが間違っ・・・(以下略)