「自動車税」は、毎年4月1日時点で自動車を所有している人に課せられる税金です。自動車税の納付書は毎年5月初めに送付され、納付期限は5月末日となっています。車を所有していれば必ず課税される自動車税ですが、メリットのある支払い方法はあるのか調べてみました。
クレジットカードでの支払いが有力か?
先日、自動車税の納付書が自宅に届きました。我が家では夫婦で1台ずつ車を所有しているため、自動車税も毎年2台分の支払いをしています。2台とも普通車のため、毎年それなりの自動車税を納めています。
私は去年から通信費や保険料など、税金以外の固定費の支払い方法の見直しを行いポイント生活を始めています。
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こういった税金もクレジットカードでの支払いに変更したりして少しでもポイントを稼ぐことができないかと調べてみたところ、いくつか選択肢があることが分かりました。
自動車税は自治体によって多少差があるものの、クレジットカードでの支払いが可能です。クレジットカードでの支払いができるのならそれぞれのカードに応じたポイントを獲得することができるので、メリットの大きい支払い方法のように思えます。
クレジットカードでの支払いは手数料がかかる
しかし、クレジットカードで自動車税を支払う際に決済手数料がかかってしまう、というデメリットがあります。多くの自治体では決済手数料は300円(税抜)となっています。この決済手数料がかかることで、クレジットカードの支払いによってポイントを得られるものの余分な支払いが発生してしまうことになります。
下の表は自動車税の早見表です。
例えば、自動車税が34,500円かかるとして1%ポイントバックのクレジットカードで支払いをすると345ポイント獲得することができます。ただし324円の決済手数料がかかるため、345P-324円=21Pとなります。324円を余分に支払うことによって21ポイント分、得をするというものです。
所有している車の排気量が大きければもう少しメリットは出てくるものの、一般的な普通車ではあまりメリットを感じられません。ましてや決済手数料という現金が余分に出ていくことになるので、よっぽど高還元のクレジットカードでないと厳しいのかもしれません。
nanacoカードで支払うという方法
クレジットカードではありませんが。電子マネーの「nanaco」で自動車税を支払うという方法があります。nanacoカードはセブンイレブンで自動車税を納付することが可能です。
しかし、nanacoカードで自動車税を納付してもポイントはつきません。ポイントが発生するのは「nanacoカード」にクレジットカードでチャージした時です。クレジットカードでチャージをした際にそのクレジットカードに対応したポイントが付与されるという仕組みです。
この方法であれば決済手数料などの費用を余分に払うことなくポイントを獲得することが出来ます。nanacoカードにチャージする⇒セブンイレブンでnanacoカードで支払うというひと手間がかかってしまうものの、丸々ポイントを獲得できることが大きなメリットです。
注意点としては、nanacoにチャージした時にポイントが貯められるクレジットカードが限られているということです。
ポイントが貯められるクレジットカードは?
主なポイントが貯められるカードは以下のとおりです。
リクルートカード 還元率1.2%(月3万円まで)
ヤフーカード 還元率0.5%
セブンカード・プラス 還元率0.5%
ファミマTカード 還元率0.5%
還元率で言えばリクルートカードが圧倒的に有利です。月の上限はありますが、得られるリクルートポイントはPontaポイントにも交換できるため、ポイントの使用用途も豊富です。上限についても月をまたいで計画的にチャージすれば問題ありません。
自動車を保有していると自動車税は毎年納めなければいけません。そもそも自動車は維持費が高いですからね、持たなくても生活できる人は持たない方が節約になります。でも車を持っていないと生活できないような地域に住んでいる人はこの先何十年と自動車税を支払うことになります。今からでもポイントを獲得できる方法で納付するようにすれば長い目で見れば結構なポイントを得ることが出来るようになると思います。
ただ、ひとつ残念なのが私がメインで使っている「楽天カード」ではnanacoにチャージできるもののポイントを得られないことです。楽天ポイントで投資信託を購入したいので楽天カードは外せません。
参考記事:【楽天ポイント生活】楽天ポイントで無料で投資信託を買い始めた結果
自動車税の支払いだけのために「リクルートカード」を作るのかどうか・・・。悩むところです。