保有株一覧
前回損益から△166.89ドルとなっています。米国株は2日分の集計です。
実質コストってなに?
投資信託の実質コストとは、投資信託を購入するときに証券会社のホームページなどで見る信託報酬とは別で、投資信託を運用するために掛かる費用(監査費用・保管費用・売買委託手数料など)を足した金額を言います。
この費用については、その投資信託の運用報告書を見ることでどれだけ費用がかかったのかを確認することが出来ます。年によって銘柄を多く入れ替えた年や監査にかかったコストなどが変わってくるため、毎年ある程度変動するコストになります。
つまり、投資信託に掛かるコストは信託報酬以外にもあり、その費用は投資信託ごとにも異なり、それは日々変動があるということです。すいません、私知りませんでした・・・。
私はiDeCoで投資信託をいくつか保有しています。その投資信託の実質コストがどのくらいになるのか、確認してみました。
①ニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックス
1期目については運用期間が短いため、コストが少なくなっています。信託報酬以外のコストが毎年0.1%以上発生しています。2期に関しては、信託報酬と比べ実質コストが1.5倍以上になっています。
信託報酬だけで見ているとコストが安いと思っていても、実質コストで見るとずいぶん増えてきています。その他費用の割合がかなり多いですが、その中に監査費用などが含まれています。
②ひふみ年金
ひふみ年金は、まだ1期しか運用報告書がありません。アクティブファンドのため、元々の信託報酬もそれなりにありますが、売買委託手数料も結構かかっています。手数料が1%を切っていたと思っていたら、実質コストでは1%を超えているということですね。
③iFree NYダウ・インデックス
こちらも新しい投資信託のため、1期分しかありませんでした。信託報酬以外のコストが0.087%ほど掛かっていたということですね。
実質コストを計算するためには、信託報酬以外のコストは運用会社の発行する「運用報告書」を見てみないと分からないため、基本的には後から分かる費用になります。新しく有望な投資信託が出来た、と思ってすぐに飛びつくと予想外に実質コストが掛かっていた、ということがあるかもしれません。
また、売買が少ない年は「売買委託手数料」は少なくなるでしょうし、毎年ある程度変動することが予想されるので、あまりこだわり過ぎてもしょうがないのかな、とも思います。コストが少ないに越したことはないですが。
これって、目に見える信託報酬は低く抑えておいて、実質コストでぼったくられるってこともあるんですかね~。計上するにあたって基準があるとは思いますけど・・・。
iDeCoに関しては、投資信託しか選択肢がないのでしょうがないですけど、変動する実質コストのことを考えると、特定口座や通常のNISAであればETFの方がいいんじゃないの、と思ってしまいます。
配当金は税金が引かれるとか、配当分は再投資する手間はありますけが、NISAでETFへ投資すればSBI証券の場合、手数料もかからないし、配当金の税金も日本の分の税金はかからないからオススメだと思います。