S&P500指数に連動したETFであるSPYの概要・過去の分配金の状況を解説します。
SPYの概要、経費率、配当利回りなど
(2019年1月加筆・修正)
ファンド名は、SPDR S&P 500 ETF です。ステート・ストリート・バンク・アンド・トラスト・カンパニーが運用しているETFになります。
アメリカを最も代表する指数であるS&P500と連動し米国を代表する500の銘柄で成り立っているETFです。米国籍のETFとしては、一番最初に上場したものになります。今年で上場してから25年になりました。
運用純資産残高についても、世界最大であり流動性も非常に高いETFです。
ちなみにスパイダー(SPDR)の由来は、スタンダード&プアーズのSPと証券のDR(Depositary Receipt)をくっつけてSPDRとなったようです。
総経費率は、0.0945%となっています。S&P500と連動したETFは、ほかにもIVV、VOOがありますがその中では、一番高い経費率です。
SPYの上位構成銘柄
上位構成銘柄はこのようになっています。
(引用 ステート・ストリート社サイトより)
上位10銘柄で、全体の20%を占めています。割合は違いますが、以前掲載したVTとほとんど同じ銘柄が上位に並んでいますね。アップル・アマゾン・マイクロソフトとハイテク銘柄が、輝いています・・・
SPYの業種別比率は
業種別構成比率は
と上位3業種で50%近くとなっています。
SPYは減配している
な、長すぎる・・・
年単位で見ると、今まで3回減配になっています。ただ、2005年の場合は2004年だけ年5回配当だったため少なくなって見えるようになっています。(ヤフーファイナンス調べ)
最初の分配金と比べて、2017年時点で4倍になっています。棒グラフを見ると2004年以降の配当金の伸びが目立ちます。リーマンショックで減配となっていますが、その後も大幅に増配されています。
25年間の中で、年単位で見ると3回(2回?)しか減配していないってすごいですね。改めて米国市場の強さが感じられます。
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ETFではありませんが、BDCと呼ばれる業態で高配当な銘柄もあります。
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