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【S&P500】米国ETFの減配状況【SPY】

S&P500指数に連動したETFであるSPYの概要・過去の分配金の状況を解説します。

SPYの概要、経費率、配当利回りなど

(2019年1月加筆・修正)
ファンド名は、SPDR S&P 500 ETF です。ステート・ストリート・バンク・アンド・トラスト・カンパニーが運用しているETFになります。

設定日 1993年1月22日
運用会社 ステート・ストリート
上場取引所 NYSE Arca
ベンチマーク S&P 500指数
経費率 0.0945%
構成株式銘柄数 505銘柄
配当スケジュール 四半期
株価収益率(PER) 16.41倍
設定来リターン 8.99%
配当利回り 2.04%

アメリカを最も代表する指数であるS&P500と連動し米国を代表する500の銘柄で成り立っているETFです。米国籍のETFとしては、一番最初に上場したものになります。今年で上場してから25年になりました。

運用純資産残高についても、世界最大であり流動性も非常に高いETFです。

ちなみにスパイダー(SPDR)の由来は、スタンダード&プアーズのSPと証券のDR(Depositary Receipt)をくっつけてSPDRとなったようです。

総経費率は、0.0945%となっています。S&P500と連動したETFは、ほかにもIVV、VOOがありますがその中では、一番高い経費率です。

SPYの上位構成銘柄

上位構成銘柄はこのようになっています。

VTの構成銘柄 (引用 ステート・ストリート社サイトより)

上位10銘柄で、全体の20%を占めています。割合は違いますが、以前掲載したVTとほとんど同じ銘柄が上位に並んでいますね。アップル・アマゾン・マイクロソフトとハイテク銘柄が、輝いています・・・

SPYの業種別比率は

業種別構成比率は

SPYの業種別構成比

と上位3業種で50%近くとなっています。

SPYは減配している

SPYの配当推移

年度 配当金 増配率 増配額
1993年 $1.134
1994年 $1.227 8.20% $0.093
1995年 $1.278 4.16% $0.051
1996年 $1.355 6.03% $0.077
1997年 $1.377 1.62% $0.022
1998年 $1.416 2.83% $0.039
1999年 $1.445 2.05% $0.029
2000年 $1.505 4.15% $0.060
2001年 $1.424 -5.38% -$0.081
2002年 $1.498 5.20% $0.074
2003年 $1.630 8.81% $0.132
2004年 $2.197 34.79% $0.567
2005年 $2.149 -2.18% -$0.048
2006年 $2.446 13.82% $0.297
2007年 $2.701 10.43% $0.255
2008年 $2.721 0.74% $0.020
2009年 $2.177 -19.99% -$0.544
2010年 $2.266 4.09% $0.089
2011年 $2.576 13.68% $0.310
2012年 $3.103 20.46% $0.527
2013年 $3.351 7.99% $0.248
2014年 $3.835 14.44% $0.484
2015年 $4.206 9.67% $0.371
2016年 $4.539 7.92% $0.333
2017年 $4.802 5.79% $0.263
2018年 $5.101 6.23% $0.299

な、長すぎる・・・

年単位で見ると、今まで3回減配になっています。ただ、2005年の場合は2004年だけ年5回配当だったため少なくなって見えるようになっています。(ヤフーファイナンス調べ)

最初の分配金と比べて、2017年時点で4倍になっています。棒グラフを見ると2004年以降の配当金の伸びが目立ちます。リーマンショックで減配となっていますが、その後も大幅に増配されています。

25年間の中で、年単位で見ると3回(2回?)しか減配していないってすごいですね。改めて米国市場の強さが感じられます。

他のETFの減配状況はコチラへ
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米国株・ETFへと投資する場合、SBI銀行・SBI証券を併用するとドル購入時の為替手数料が割安になります。詳しくはコチラをどうぞ。
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ETFではありませんが、BDCと呼ばれる業態で高配当な銘柄もあります。
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