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【暴落時に再確認!】知識も経験もない積み立て投資家が注意すべきこと

ちなみにこれは私のことです。

特に知識や経験もなく「長期的に見れば成長していく株式市場」を信じ、ただただ積み立てを継続しています。

しかし、実際に自身の資産が大きく毀損してしまうとどうしても心が揺れ動いてしまいます。10年後、20年後になれば「あんな時もあったな~」と思えるようになるのでしょうが、目の前の含み損を見ると堪えてしまいますよね。

こういう時って知識や経験があった方がいいと思います?私は「どっちでもいいかな」と思っています。知識や経験があったところでそれに振り回されることもありますし、いっそのことない方がシンプルにバカになれていいのかなって思います。

「継続すること」これが私のような無知な投資家には一番大事です。私のようにETFをメインとした積み立て投資を行っている人が注意すべきこととは何でしょうか?

自身の確認がてら何に注意したらいいのか考えてみます。

株式投資 注意点

投資している資金は余裕資金か?生活費と分けているか?

何かが起こった時、株式資産を売却しなければならないような投資になっていませんか?

例えば、急に車が壊れた・大型家電が壊れた・病気を患い入院した。そういった時に資産を取り崩さなければお金が足りない状況になっていませんか?

その投資資金は本当にこの先しばらく使わずに済むお金ですか?

はい、生活費と分けて余裕資金で運用しています。生活費も少ないながらも貯蓄しています。

投資に使うお金と生活に使うお金を一緒にしていると、いざというときに株を手放すハメになってしまいます。

明確に区別していれば「余裕資金だから手放す必要はない」と気持ちを保てます。知識・経験がないんだから、精神的に安定できる状況を作ることが大事です。

「3ヶ月分の生活費は分けておく」「1年間生活できるだけの資金は残す」など考え方は色々あります。私の場合は家庭持ちという事もあり、明確に区別しています。自分が自由に使うことができるお金だけで運用しています。

機関投資家と違って個人投資家は、決められた期間で結果を求められません。余裕資金でやっていないと、いざという時にそのメリットを生かしきれません。

自分の定めたルールは継続し続けられるか?

実際、暴落を経験してみて自分の決めたルールは今後も続けられますか?

下落が続くとして積み立てはあとどれくらいの期間続けられますか?

はい、今のところ続けていけそうです。でも積み立てはそれほど長く続けられません。

日々、下がっていく株価を見ているのはツラいですが、毎月の積立は今後も続けて行けそうです。

問題は、積み立てる資金がそれほど残っていないことです。私は当初持っていた貯蓄を3年程度で株式に投入する予定でコツコツ買い増ししてきました。

今が投資を始めて2年半と、ほぼ大部分をETFにした所でこの暴落でした。当初の貯蓄以外にもETFからの分配金や節約で残せたお金などで増えた部分はありますが、今のペースで積み立てを続けるともってあと1年ちょっとです。

株価の下落がなければ1年分の積み立て資金を残し、定期買い増しはストップする予定でした。その後は、配当などで資金がたまり次第買っていこうと考えていました。

しかし、暴落が起こると安く買えるチャンスにもなるので積み立てを再開すべきです。

過去の暴落を見てみると1年分の買い増し資金では不安が残ります。とくにドットコムバブルの時は全然足りませんでした。

www.maaikkana.com

残念ですが、今やっている2000ドル/月の買い増しは減額して積み立て期間を延ばした方がいいのかもしれません。1000ドルにするか1500ドルにするか…

株価が下がり、安く買える時期に積み立てを減額するのはおかしな話かもしれませんが、株価の下落が長引いて資金が底をつき積み立てられない状況になる方が怖いです。

毎月定期的に積み立てるというルールを続けるために投資額を減らす必要がありそうです。

人によってルールは様々だと思います。私は「買いたくても買えない」という状況になるべくならないようにすることが重要に感じています。

精神的には大丈夫か?

日々減っていく資産を保有し続けて心が折れないか?

自分のリスク許容度を超えてしまわないか?

生活に何か影響が出ないか?

今のところは大丈夫そうです。ただ、不安はあるので何かしら生活に影響があるかも…

私のポートフォリオの含み損は現時点で△14000ドル…おそらくまだ増えていくでしょう。そうなった時に何か影響が出てくるかもしれません。

「食欲がわかない」とか「眠れなくなる」とか。でもこれは積み立て投資を続ける以上避けて通れません。私は機を見て売ったり買ったりする投資はできません。今回の暴落を体験して、よりそう思いました。

もし、リスク許容度を超えて心が折れてしまったらそれは私に株式投資は向いてなかったということです。もし、それが今回なら「30代でそのことに気付けて良かった」って思います。

もっと資産を投入したあとに気付かされても困りますからね。損失が数百万での退場なら別に人生は終わりません。

今のところ、食欲もあるし寝つきもバッチリですが、今後影響が出てくるようなら証券口座を見ないようにするとか、できる範囲で対策をします。

知識や経験がないならメンタルで勝負するしかない

ホントそう思います。中途半端に知識を詰め込んでも結局未来は予想できませんしね。右往左往させられるのがオチです。

特にこんな時は悲観的な情報が多くなります。自分で悪い情報を探して自分で恐怖感をあおってもしょうがないです。そもそもその情報、正しいかどうか判断できます?その情報によって株価がどうなるか正確に判断できます?私はできません、知識がないから。

こんな私でも分かるのは、株式市場は暴落を超えて上昇してきた過去がある。それだけです。

10年~20年経過すれば笑い話。そんな気持ちで継続しやすい資金で継続しやすいルールで継続しやすい考え方で、いいんじゃないですかね?

 

っていま私は自分に言い聞かせています。

ガクガクブルブル