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【節税】イデコ(iDeCo)に入るならSBI証券がおすすめだと言える理由

SBI証券でiDeCoに加入するメリットなど

イデコ(iDeCo)の仕組み

iDeCoとは、確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金の制度です。イデコに加入するためには、申込み・掛け金の拠出・運用方法などの手続きを自分で申込み、運用していくというものになります。

加入にあたっては、加入要件が定められており、その加入区分によって毎月の掛け金の上限も決められています。(以下厚生労働省ホームページより)

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イデコへ加入し、掛け金を拠出することによって節税につながるなどいろいろなメリットがあります。注意点としては基本的には60歳になるまで資産を引き出すことができない、という点です。加入したときの年齢がいくつか、ということにもよりますが基本的には長期的な運用が求められる制度です。

iDeCoの3つの節税メリット

①掛金が全額控除される
1年間の掛け金全額が所得控除となり、年末調整や確定申告をする際に控除することによって所得税や住民税の節税につながります。

②運用益が課税されない
投資信託等で出た運用益については、通常は約20%の税金が課税されます。しかしiDeCoで運用する場合は、運用益が出ても課税されません

③受け取る場合も控除がある
60歳以降にiDeCoを受け取る時にも、年金として受け取る場合は「公的年金控除」、一時金として受け取る場合は「退職所得控除」の対象となり、受け取った金額よりも少ない所得として課税されます。

SBI証券のメリット

SBI証券の口座管理手数料は0円

iDeCoを始める時に必ず発生する費用があります。加入時の手数料2,777円、掛金を拠出する際に発生する口座管理手数料167円です。この2つはどの金融機関でiDeCoを始めても発生する費用です。ほか、金融機関によっては別途で口座管理手数料が発生するところがありますが、SBI証券の場合は資産額に関わらず0円となっています。

圧倒的な取扱い商品の豊富さ

2018年11月から「セレクトプラン」が開始されたことによって、元々あった「オリジナルプラン」と合わせると約70本の商品から選択することが可能になっています。プランについては、申込時点での選択制となっており内容的には「セレクトプラン」の方が低コストな商品が多いためオススメです。

「セレクトプラン」が始まる前は、SBI証券のiDeCoの取扱い商品は数は多いですが、新たに出てきた優良な投資信託に対応しきれていない、というデメリットがありました。上記プランが開始されたことによって、そのデメリットは現時点ではなくなりました。 

SBI証券のiDeCoでおすすめ商品は

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iDeCoでは長期投資が前提となってくるため、経費となる信託報酬が少ない商品を選択することが大事です。

おすすめは「セレクトプラン」で新たに組み入れられたeMAXIS Slimシリーズです。eMAXIS Slimシリーズの中で、国内外の株式・債券・バランス(8資産均等型)と8種類の商品があります。eMAXIS Slim新興国株式を除くすべてが、信託報酬は0.2%以下となっており、これは非常に低い経費率です。

では、その中からどの商品を選択するかとなりますが、特に投資にそこまで興味がない場合は、eMAXIS Slimバランスを選択すれば良いのではないかと思います。この商品は国内外の株式・債券・REITが組み合わさったものです。株式と債券は一般的に逆相関の動きになるので、リスクが軽減される効果が期待できます。

もう少しリスクが取れる方はeMAXIS Slim全世界株式もオススメです。株式は過去のリターンが最も良かったという統計もあり、長期的な運用であれば良いリターンを期待できます。国内株式にするか?新興国株式にするか?と悩むこともあると思いますが、投資の基本は分散であるため、特定の地域に投資するのではなく全世界に投資をする方がリスクが少ないです。

いろいろ組み合わせで考えたい場合は、国内・先進国・新興国などそれぞれの地域でバランスを考え投資するのもアリだと思います。

また、アクティブファンドで有名な「ひふみ投信」のiDeCo版である「ひふみ年金」へ投資することもできます。アクティブファンドのため、信託報酬が結構高くなりますが。

まったく資産運用に興味がなく、iDeCoの節税効果だけを享受したい方についても元本が確保された「あおぞらDC定期」という商品も用意されています。

まとめ

iDeCoへ加入する際の証券会社等を決めるには、銀行なども含めるとかなりの数の選択肢があります。中でもネット証券会社(SBI証券・楽天証券など)は手数料が安いところが多く、有力な選択肢のひとつとなります。

取扱い商品も会社ごとに違うため、どうしてもiDeCoで投資したい商品がある場合は、その商品を取扱っている証券会社等でiDeCoに加入すべきです。そうでなければ、取扱商品の多い証券会社で加入する方が良いでしょう。

また、SBI証券が「セレクトプラン」を打ち出したことを考えると、今後SBI証券以外の証券会社で非常に有望な投資信託がiDeCoの取扱い商品に入ったとしても、その後SBI証券も同じように対応することが予想できます。

iDeCoについては、手数料が安い証券会社で、信託報酬が安く分散された投資信託を掛けていれば、長期的に見れば報われる可能性が高いものです。所得控除で税金が返ってくる分も考えると、よりリターンがあると考えられます。

投資期間についても、かなりの長期的な投資となるため、投資商品をコロコロ変えるよりは最初に決めた商品が上記のように、広く分散され低コストなものであれば、見直しするのは1年に1回程度で基本的には放置でいいのではないでしょうか。

iDeCoを通じて投資に興味を持ち、投資信託以外にトヨタやソニー、アマゾンやアップルなど個別銘柄にも投資をしてみたいと考えた場合も、SBI証券がおすすめです。NISA口座を使えば、国内株式は売買手数料無料などのメリットがあります。

NISA口座を開設するためには、まず証券会社の口座を開設しなければなりません。SBI証券での口座開設をされるなら、下にSBI証券公式サイトへのリンクがありますので、よろしかったらお使い下さい。

SBI証券の口座開設方法についてはこちらをご覧ください。