先日、こんなことをツイッターでつぶやきました。
買い手には魅力に見えても、売り手には保有しきれない何かがあるんですね。チキンレースに見えてきた。 https://t.co/4pL52AzvaK
— さく@田舎の株式投資家(米国株式で資産運用) (@saku_yochiyochi) 2019年8月22日
買い手には魅力に見えても、売り手には保有しきれない何かがあるんですね。チキンレースに見えてきた。
同じタバコ銘柄であるフィリップモリス(絶賛含み損中)を保有しているにも関わらず、JTに対して自分が保有していないことをいいことに謎の目線からのツイートをしてしまっていました。
そしてそれはブーメランとなって自分に返ってくることになりました。
フィリップモリスとアルトリアが統合に向けての協議をしていることを発表
フィリップモリスとアルトリアは元々ひとつの企業でしたが2008年に分離しています。アルトリアが米国市場での販売・フィリップモリスが海外市場での販売にすみ分けることで訴訟のリスクを軽減することが目的でした。
統合の噂は以前からあったようで、それが現実となりました。あくまでも交渉が始まっただけで合意された訳ではありません。話合いが不調に終わる可能性もあるということです。
でも、統合するのなら、そもそもなぜスピンオフしたの?って思ってしまいますよね。スピンオフしてから何十年後であれば分からないでもないですが、まだ10年ぐらいしか経ってませんし。
この報道を受けて保有中のフィリップモリスは△40%に
ちょっとこれを見てほしい。
これは先日書いた「フィリップモリスを買い増しできなかった者の末路 」という記事の中で使った画像です。8月15日時点の損益です。
記事の中でも書いていますが、私はフィリップモリスを天井掴みしており、しかもその後ナンピン等していないので保有してから2年近く△20%~△30%の間をウロウロする損益率の中で保有しています。
それがこうなりました。
ギャア~~~!
もう、△40%に半分足がかかっています。今晩あたりで超えてくるのかもしれませんね。
保有しているフィリップモリスが△40%を超えたことがあるのか、過去のブログ記事を見直してみました。去年の年末の下落時に△44%を記録していました。
うん、じゃあまだ大丈夫ですね(何が?)
自分で言うのもなんですが、よく保有し続けましたね。銘柄分析が出来るわけでもなく、何の根拠もないのに。
△44%ってもう投資した金額のほぼ半分が含み損となっているってことですからね。
チキンレースみたいなのはJTでなくタバコ銘柄全般
この状況を鑑みると冒頭で書いたツイッターのつぶやきが完全に自分にも当てはまります。ブーメランってこういう仕組みになっているんですね。
チキンレースに見えてきた
チキンレースに見えてきた
チキンレースに見えてきた
お前も一緒や!
報道を受けてどうするか
保有しているフィリップモリスについては処分せずに保有継続しようと思っています。ただ、もし統合が合意となったら口座の問題が出てきますよね。もし、統合後に株式が一般口座に移管されることになったら、手放すことになるかもしれません。
本当は8月初旬時点では処分しようか悩んでいたんですけどね。
参考記事:【投資手法の変更には苦痛を伴う】個別銘柄を手放してETFに1本化すべきかどうか
私は個別銘柄の買い増しはしない方針ですので、フィリップモリスがどれだけ下がろうとナンピンや追加購入はしません。買い増しするのはETFだけです。
私の場合、保有しているフィリップモリスの割合は全体から見て4%未満の保有割合なのでこんな気楽な考えでいられますが、それなりの割合で保有していたら・・・と思うとちょっとゾッとしてしまいます。
ありきたりな結論ですが、分散が大事ってことですよね。
無知ナモノハ分散ダイジ(自分の事です)