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【米国トータル債券市場】ETFの減配状況【BND】

債券市場ETFであるBNDの過去の減配状況などについて調べてみました。

BNDの概要、経費率、配当利回りなど

名称は、バンガード・米国トータル債券市場ETFです。ベンチマークとなっているブルームバーグ・バークレイズ米国総合浮動調整インデックスは、米国内での残存期間が1年超の米国債・社債・米ドル建て債券・モーゲージ債およびアセットバック証券などのパフォーマンスを測定する指数です。残存期間の平均期間は5年~10年となっています。

設定日 2007年4月3日
運用会社 バンガード
上場取引所 NASDAQ
ベンチマーク ブルームバーグ・バークレイズ米国総合浮動調整インデックス
経費率 0.05%
構成債券銘柄数 8523銘柄
配当スケジュール 毎月
売買回転率 54.6%
株価収益率(PER) 16.8倍
配当利回り 2.76%

債券に投資するETFということで、株式投資と比べると値動きも少なく比較的安全に配当金をもらい続けることができます。実際リーマンショック時も5%程度の下落で済んでおり、数か月後には株価は回復しています。

BNDの上位構成銘柄

BNDの構成

(引用 ブラックロック社

国家・政府が発行する債券が42.8%を占めています。次いで21.9%を占める政府モーゲージ担保証券とは、住宅ローン債権の流動化を目的とした資産担保証券です。住宅ローンを貸し出した金融機関が政府系機関の保証を受けて証券化したものです。政府の保証があるため、比較的信用力の高い投資対象として考えられています。

ちなみにリーマンショックの引き金となったサブプライムローンとは、このモーゲージ担保証券で貸出しリスクが低減された金融機関が、サブプライム層(いわゆる低所得者層)に住宅ローンを組ませ始めたことが始まりでした。

残存期間別・格付別の構成比率

BNDの詳細

格付け別構成比率は「米国政府」「Aaa」の2つで70%近くを占めており、リスクの少ない債券に投資していることが分かります。残存期間は5年~10年がもっとも多く、次いで1年~3年となっており、10年以内のもので80%以上を占めています。

ETFの売買回転率が50%を超えている理由は、この残存期間にあります。債券の場合は償還期間が決まっているため、必然的に売買が発生し回転率が上がってしまうということです。債権の仕組み上、売買回転率が高くなるのは仕方ありません。

BNDは減配している

BNDの配当推移

年度 配当金 増配率 増配額
2007年 $2.352
2008年 $3.523 49.79% $1.17
2009年 $3.164 -10.19% -$0.36
2010年 $3.149 -0.47% -$0.02
2011年 $2.986 -5.18% -$0.16
2012年 $1.950 -34.70% -$1.04
2013年 $1.879 -3.64% -$0.07
2014年 $1.944 3.47% $0.07
2015年 $1.737 -10.66% -$0.21
2016年 $1.861 7.13% $0.12
2017年 $2.415 29.78% $0.55
2018年 $2.228 -7.74% -$0.19

配当金は2012年に大きく減配しており、以降増えたり減ったりと横ばいが続いているような状況です。現在、配当利回りは2.76%ありますが、これは近年の利上げによってBNDの株価が下落しているため、相対的に配当利回りが上昇しているという側面があります。

配当金については増配を期待して保有するような商品ではありません。現金預金で残しているような待機資金があれば、その分をBNDで保有して配当をもらう、というような使い方がイメージできます。相場に対する下落耐性も強いので、債権以上に株式が下落した時の買い増し用資金としての役割もこなすことができます。

債券への投資ということで値動きの変動も少ないのでリスクも少なく、配当金も毎月のため、一定の資産を保有している人にとっては資産の一部をBNDで保有することはメリットが大きいかもしれませんね。

債券は株式とは逆相関の動きをするので、市場にリスクを感じたときの資産の逃げ場として活用するのもいいのかもしれません。金利上昇期には債券価格が下落し、配当利回りが上昇しやすくなる傾向があるため、そういったタイミングで購入するのも悪くはないのかもしれませんね。


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